レイオフ(一時解雇)

 

レイオフは再雇用を前提とした一時的な従業員の解雇のことを言う。

 

企業の業績が悪化し、製品やサービスの供給過剰状態になると、企業はレイオフを実施し、一時的な人員削減を図ることで業績を改善しようとする。

 

しかし、最近では”再雇用”を前提とせず、ただ単に従業員を解雇する場合にもレイオフという言葉が使われることも多々あり、本来の意味でのレイオフと異なってきている場合もあるので注意が必要である。

 

業績の悪化がひどい企業がレイオフを行うと、人件費の削減を計ることが出来、企業の収益が改善することが多いので、株式市場ではレイオフは好感されて株価の上昇要因になることも多い。

 

ただし、レイオフの効果は限定的な期間にしかあらわれない場合も多いので、長期保有を前提としている企業の業績が悪化し、レイオフを実施した場合はレイオフの中身をしっかりと確認しておくことが大切である。

 

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