グロース投資

 

グロース(growth)とは日本語で「成長」のことを表す英語です。

 

グロース投資とは、企業のグロース(成長性)に着目し、今後、成長しそうな会社の株を買って、その成長分の利益を得ようとする投資スタイルです。

 

成長性が高ければ、現在多少割高であっても、その株式を購入することもあります。

 

例えば、1年間に10%成長する会社が、本来の価値より5%高い株価で売買されているとき、現在この株を購入して、1年間保有していれば、目論見どおりことが進めば、1年後には5の利益を得ることができます。

 

※100を適正な株価とした場合

 

現在の株価  : 105

1年後の価値 : 110

 

利益 110 − 105 = 5

 

この、【年間10%成長する】という成長性の部分に注目して株式を売買するのがグロース投資というものなのです。

 

バブル期以前の株式投資は、ほとんどが「グロース投資」中心でした。

 

しかし、バブル崩壊以後「失われた10年」という、企業が成長しない時代が続き、また、2008年に発生したリーマンショックによる世界同時不況の影響もあって、日本国内では企業の成長性にのみ投資する「グロース投資」は実行が困難な状況になってきています。

 

 

 

用語集トップ