ら行の用語集
利食い、利確(りぐい、りかく)
まだ確定していなかった利益を、株式の売買をすることによって確定させること。特に「利食い」は少しだけしか利益が出ていなかった銘柄をあえて売ることにより利益を確定させることを言う場合もある。信用取引においては利食いをすることで建玉を増やすことも可能なので、利食いするか否かは状況によって判断する必要がある。
利食い千人力
投資の格言で、利益を確定することの大切さを表したもの。
流動性リスク
流動性リスクとは、取引量が少なくて、必要な時に思うように換金できないリスクのこと。小型株や人気の無い債券はこのようなリスクを多分に含んでいる。株式を買う場合には、価格以外にも流動性にも注目することが大切である。
レアメタル
日本語では希少金属のこと。産業には必要であるが、産出量が少なく、単価が高い金属が多く含まれる。
劣後株
優先株と反対で、普通株よりも遅れて配当や残余財産を受け取る権利を持った株式のこと。後配株(こうはいかぶ)と言われることもある。通常、会社が追加に普通株を発行することが出来ない時に発行される株式で、劣後株が発行される会社は多くの場合、業績が芳しくない場合が多い。
レバレッジ
レバレッジとは日本語で梃子(てこ)のこと。資産運用でレバレッジといわれるときは、通常信用取引などで持っている以上の金額を動かすことを言う。(※信用取引は自己資金の3倍までの売買が可能)適度なレバレッジは利益を増やすために有効だが、過度なレバレッジは自分を破産に追い込むことになる。
ロスカット
損を承知で、それいじょう損をしいないために株を売ること。損切りに同じ。