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か行の用語集

 

買いあおり【かいあおり】  ⇔売りあおり

株価を上げるために、わざと大量の買い注文をすること。
大量の資金力をもつ機関投資家や個人が短期の上げの利益を得るために行ったりします。

 

買い気配【かいけはい】

好材料などで買い注文が集中し、売り不足のまま約定せずに株価があがる状態。

 

買戻し【かいもどし】

信用取引や先物取引で売り注文からはじめた取引の株などを買い戻すこと。カラ売りではじめた取引は、手元に株なない状態ではじまり、実質的には証券会社から株を借りてはじめることになるので、株を買い戻すことで取引が成立する。

 

カバードワラント【かばーどわらんと】

株の保有者が権利を行使するときの価格(権利行使価格)で、株式を購入する権利を売買する金融派生商品。企業と別の期間が証券化して発行します。

 

株価格付け【かぶかかくづけ】

株価レーディングともよばれ、半年や1年後の株価の相場予測を「買い」「売り」などであらわす言葉。

 

株価指数先物取引【かぶかしすうさきものとりひき】

株価の時間的推移を把握することができる「株価指数」を対象にした先物取引の一種。株価指数をあらかじめ決定した一定の日に、予定した価格で取引します。

 

株価収益率【かぶかしゅうえきりつ】

PER(Price Earnings Ratio)とも呼ばれる。株価と企業の収益率を比較して、その企業の株価が適正か判断するために利用する尺度のこと。数値が高いほど、企業価値より割高な株価といわれる。

 

株式分割【かぶしきぶんかつ】

資金調達を伴わない新株発行で、1株をいくつかに分割し発行株式数を増加させて、株主に配分すること。ただし、理論上1株の価値は変らないため、資産価値もかわらない。

 

株式ミニ投資【かぶしきみにとうし】

売買単位額の10分の1単位で株式売買をする制度。だが、銘柄や証券会社は限られたもののみで行われる。これにより、小額で分散投資が可能になりました。「ミニ株」とも呼ばれます。

 

株式利回り【かぶしきりまわり】

配当利回りとも言う。株価にと1年間に期待される配当金の比率を示す指標。株価が下がると株式利回りはあがる。投資判断材料のひとつ。

 

株式累積投資【かぶしきるいせきとうし】

別名「るいとう」。証券会社がたくさんの投資家から資金を集めて同一銘柄を共同で買い付ける制度です。長期投資に最適だが、扱っている銘柄や証券会社は限られる。

 

株主価値【かぶぬしかち】

企業価値のうちの株主に帰属する部分のこと。
会社の企業価値から負債価値を差し引いた残りのこと。
株主価値 = 企業価値 − (有利子負債価値 − 現預金) − 優先株主への帰属価値

 

株主資本【かぶぬししほん】

貸借対照表の資本の部分の合計のこと。また、自己資本とも呼ばれる。
株主資本=総資産−負債

 

株主資本利益率【かぶぬししほんりえきりつ】

ROE(Return On Equity)や、自己資金利益率などと呼ばれる。株主の株の持分に対する投資収益率をあらわします。
ROE(株式資本利益率)=EPS(一株当たり利益)÷BPS(一株当たり純資産)

 

株不足【かぶぶそく】

特定銘柄に信用売りが集中して証券金融会社の持ち株が足りなくなる状態のこと。

 

空売り【からうり】

信用取引の場合にて、証券会社から株を借りて売ること。株価が下落すると予想したときに行う。逆に、証券会社から資金を借りて株を買うのは「空買い」。

 

為替【かわせ】

現金を介入させずに、帳簿上で資金を移動させたりと現金以外の方法によって金銭を決済する方法の総称。輸出入をする際に用いられている。

 

為替差益【かわせさえき】

為替レートが変動することによって発生され利益のこと。1ドル=100円で為替を購入して!ドル=110円の時に売ると10円の儲けがでます。これが為替差益です。また逆の状態で円高になり損失がでることを「為替差損」といいます。

 

閑散【かんさん】

株式売買の少ない、活気のない状態のこと。

 

間接金融【かんせつきんゆう】  ⇔直接金融

銀行などの金融機関が個人や企業の預金などによって調達された資金を、他の会社に融資すること。「貸す側」と「借りたい側」の間に金融機関が介在すること。

 

機械受注【きかいじゅちゅう】

代表的な景気動向の選考指標のひとつ。主要機械等製造業者を対象とし、設備投資のため機会メーカーに発注する段階であらかじめ受注額を集計した数値。
実際の設備投資より6〜9ヶ月先行する指標とされています。

 

企業価値【きぎょうかち】
EV(Enterprise Value) とも呼ばれる。

現在の企業の価値の総額。事業価値に非事業用資産の価値を加えたもの。

 

逆指値注文【ぎゃくさしねちゅうもん】

買いの場合「ある価格以上なら買い」、売りは「ある価格以下になったら売り」という注文です。
自分で売りと買いの価格の幅を決められるため、相場に張り付かなくても取引ができるのがメリットです。損失の拡大をふせいだり、折角でた利益をなくなる前に手をうつことができます。

 

キャッシュフロー【きゃっしゅふろー】

文字通り、「資金の流れ」のこと。資金の流出はキャッシュ・アウトフロー、資金の流入はキャッシュ・インフローといいます。

 

急騰【きゅうとう】  ⇔急落

急激に株価が上昇すること。

 

金融【きんゆう】

資金余剰者から資金不足者へ資金を融通すること。それを生業とするのが銀行や証券会社、保険会社などで、「金融機関」や「金融業」などと呼ばれます。

 

グリーンメーラー【ぐりーんめーらー】

経営支配ではなく投資利益獲得が目的の投資手法をする投資家のこと。
市場で特定した企業の株を敵対的に買い集め、株価を吊り上げておいて買収を求め、高値で買い取らせることを目的としている。

 

景気動向指数【けいきどうこうしすう】

景気の動向を見るために、産業・金融・労働など経済のあらゆる側面を網羅した29の項目の景気指標を元に、統合したもの。

 

気配値【けはいね】

市場でこの価格で、売買するという目安。買い呼び値だけがあって売り呼び値のない状態を「買い気配」、その逆を「売り気配」と呼ぶ。

 

堅調【けんちょう】  ⇔軟調

ちょっとずつ株価が順調にあがっいる状態のこと。その逆を「軟調」と呼ぶ。

 

現引き【げんひき】

空買いの決済方法のひとつ。空買いしている有価証券を実際に、買い付けた代金を渡すことによって株式を受け取る方法のこと。「品受け」とも呼ぶ。
逆に空売りの株を買い戻さず、保有するどう銘柄で返却するのは「現渡し」。

 

減価償却費【げんかしょうきゃくひ】

減価償却とは固定資産(土地を除く)の取得原価(資産や製品の製造などに要した金額のこと)より残存価格を引いた額を耐用年数に分配し、毎年費用化していく手続きのこと。
簡単にいうと、車や建物などの「お金」以外の資産が会社にとって現在どれくらいの価値になっているのか?それを費用として算出したものが減価償却費です。

現物取引【げんぶつとりひき】

証券会社と投資家の間で市場における実物の取引が決済日に行われること。
信用取引や先物取引と区分するための言葉。

 

権利確定日【けんりかくていび】

配当や増資、株式分割などの割り当ての権利が株主に与えられることが確定すること。

株を購入した日から営業日として数えて数日たたないと、権利が確定されないことがあります。

 

コール【こーる】

オプション取引のひとつで買方(買うことげできる権利を買う)と売方が同時に存在する。
買方が売方にプレミアム(オプション取引時に発生する価格)を支払い、買方が権利を行使して
対象商品を権利行使価格で手に入れることができます。

 

鉱工業生産指数【こうぎょうせいさんしすう】

日本の産業(農林漁業、鉱業、建設業、製造業、卸売・小売業、金融業、サービス業)の中で
「鉱業」と「製造業(一部)」が生産している量を指数として表したもの。情報の更新速度も高く、鉱工業の生産活動を見るにはとても重要な指標です。

 

公社債投資信託【こうしゃさいとうししんたく】

公社債投資信託とは、株式を一切入れないで国債や社債など比較的安定性の高い「公社債」で運用する投資信託のこと。野村MMFや野村MRF、公社債投信などがあります。

 

公定歩合【こうていぶあい】

日本銀行が市中銀行(都市銀行・地方銀行・第二地銀)に貸付を行う際に適用する基準金利のこと。公定歩合の変更は金融対策の中でオーソドックスなものであり、引き下げると銀行の金利も引き下げしやすくなり、企業や個人の経済活動が活発になるといわれています。

 

ご祝儀相場【ごしゅうぎそうば】

新しく上場した企業の株や新年などで、買い注文が増えた状態の相場のこと。

 

小安い【こやすい】

いつもより「ちょっとだけ」株価が下がっている状態。「今、○○社が小安い」などと使う。

 

 

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