用語集

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あ行の用語集

 

相対取引 【あいたいとりひき】

企業(売り手)と購買者(買い手)が1対1で数量・価格を決め、売買を成立させる取引のこと。
決められたレートではなく、互いの合意によって行われます。
OTC取引や相対売買とも呼びます。

 

青天井【あおてんじょう】

相場の上昇スピードが高く、過去最高を記録してもなお上がり続け、この先もずーっと上昇しそうな状態のこと。青空のようにどこまでも広がってさえぎる天井がない、という意味から。

 

悪材料【あくざいりょう】

言葉の通り、株価を下落させてしまう原因を指す言葉です。
安材料、売り材料、弱材料とも呼びます。

 

あく抜け【あくぬけ】

悪材料(不安材料)がなくなって、下げ相場がひと段落すること。

 

アセットアロケーション【あせっとあろけーしょん】

アセットは資産。アロケーションは割り当て。金融資産ごとの異なる修正を理解し、どのように資産を割り当てて保有しているか、そのバランスを工夫すること。

 

安定株主【あんていかぶぬし】

企業の業績や目先の相場の動きに関係なく、企業の価値を長期的に見出し株式を持ち続ける株主のこと。

 

板【いた】

証券取引所の正会員の売買注文を記録する板のこと。
現在ではコンピューターの画面に表示する。

 

委託保証金【いたくほしょうきん】

信用取引を行う際に証券会社にあずける担保。証券会社から証券を借りて自分のもつ資金よりも多く運用ができる信用取引にはこのような担保が必要です。大体は「約定金額の30%以上」で、100万円の株式を購入しようとする場合には30万円以上の委託保証金がひつようになります。

 

板寄せ方式【いたよせほうしき】

証券取引所の売買成立法のひとつで、取引開始時までに寄せられた注文を同時注文として価格優先で処理をすること。

 

一巡【いちじゅん】

ある期間大きく動いた相場の売り注文・買い注文がひと段落して落ちついたことを指します。

 

一番底【いちばんぞこ】  ⇔一番天井

株価が上下しながら下落する際の、何度かある安値のうち最初の谷の部分のこと。
一番底より安い水準でつけた値は「二番底」となります。
さらに安値がつくと「三番底」となります。

 

一番天井【いちばんてんじょう】  ⇔一番底

株価が段階的に上げていく際の、何度かある高値のうち最初の山の部分のこと。
一番天井より高い水準でつけた値は「二番天井」となります。さらに安値がつくと「三番天井」となります。

 

行ってこい【いってこい】

いったん値上がりまたは値下がった株価が勢いを失い、元の価格付近に戻ること。
だいたい、一日の株価のなかで起こることを指します。

 

一般信用取引【いっぱんしんようとりひき】

信用取引のひとつで、証券会社が金利や決済までの期日などの条件を定めて、顧客と合意した内容によって行う取引のこと。多様な投資目的に合わせた利用ができます。

 

一服【いっぷく】

株価の上昇や下落がいったん止まること。
例としては「買い一服」「売り一服」のように使います。

 

嫌気【いやけ】  ⇔好感

悪材料などが原因で相場の先行きに不安になって株式を売ること。
株価が期待ほど値動きがしない場合に売ることも指します。

 

インデックスファンド【いんでっくすふぁんど】

日経平均株価やTOPIXなどのマーケットの動向を表す株価指標(インデックス)に連動するように運用することを目的とした投資信託のこと。

 

インカムゲイン【いんかむげいん】

株を保有していることによって得ることのできる利益のこと。(配当や利息など)
現金収入として株主に企業から支払われます。

 

インサイダー取引【いんさいだーとりひき】

株を発行する企業の重要な内部情報を知って、その情報が公開される以前に株券を売買すること。金融商品市場の信頼を損なう不公正取引で、金融商品取引法できせいされています。

 

薄商い【うすあきない】

株式売買が非常に少なく、市場に活気のない状態のこと。

 

売りあおり【うりあおり】  ⇔買いあおり

株価を下げるために、わざと大量の売り注文をすること。
大量の資金力をもつ機関投資家や個人が短期の下げの利益を得るために行ったりします。

売り気配【うりけはい】  ⇔買い気配

売りたい人が集中して、買いの注文がその値段の近くにほとんどない状態のこと。買い不足のままで約定せずに取引が終わってしまうと「ストップ安売り気配」になり、売買が成立しないまま終わることもあります。

 

上値【うわね】  ⇔下値 

現在の株価のよりさらに高い値段のこと。「上値が重い」とは、株価がなかなか上昇しない状態のこと。

 

営業キャッシュフロー【えいぎょうきゃっしゅふろー】

企業が営業活動(サービスの提供や、商品の販売など。事業の内容)から得られる現金収支。
これには原材料費や人件費などの支出は差し引いてあるので、企業の純粋な利益といえるでしょう。

 

円高【えんだか】  ⇔円安

世界の外貨と比べて日本の「円」の価値が高くなること。身近な例を挙げますと、安く海外旅行へ行けたり、輸出産業が盛んになったりします。

 

円安【えんやす】  ⇔円高

世界の外貨と比べて日本の「円」の価値が低くなること。身近な例を挙げますと、海外旅行にかかる費用が増え、輸入産業が盛んになったりします。

 

大商い【おおあきない】

一日の株式の売買が非常の多いこと。相場全体のなかでもひときわ活発に取引がおこなわれている銘柄のことを指します。

 

大底【おおぞこ】  ⇔大天井

変動する相場の中で株価がもっとも安くなった付近のこと。株価チャートでもっとも深い谷。

 

大天井【おおてんじょう】  ⇔大底

変動する相場の中で株価がもっとも高くなった付近のこと。株価チャートでもっとも深い山。

 

追証【おいしょう】

信用取引で買った銘柄の株価が下落してしまった際に、追加で支払わなければならない保証金のことです。多く買った銘柄や決算発表などの後に大きく値がうごいた場合におきやすい。
信用取引を行う際には追証にならないか注意して取り込むことが必要です。

 

黄金株【おうごんかぶ】

会社の合併などの重要な議案を否決できる特別な株券のこと。基本的には1株だけ発行されて、敵対的買収などへの対抗手段となります。

 

オーバーアロットメント【おーばーあろっとめんと】

なんらかの原因で起きた、一時的な需要の悪化によって株価が急落することを防ぐための方法。証券会社が大株主などから一時的に株式を借りて(最終的には返却する)、追加で投資家に株式を販売します。追加でできる販売株は売り出し株数の15%まで。

 

大型株【おおがたかぶ】

発行済み株式総数の多い、大企業などの株式のことを指します。発行総数が多いぶん、値動きが重たく時価総額が大きい株を大型株、小さい株を小型株とよぶことが多いです。

大株主【おおかぶぬし】

その名のとおり、ひとつの企業で大量の株を保有している株主のこと。上位7名までが企業の営業報告書に記載されており、その中でも一番の株主は「筆頭株主」となります。

押し目買い【おしめがい】

株価が上昇中のときに、途中で一時的に株価が下落した時点で株を購入すること。移動平均線と比較して、少し下回ったりした状態で購入すること。

 

お化粧買い【おけしょうがい】  = ドレッシング買い

決済期末に株価の評価額を上げるために買い注文がはいること。期末の株価を上げておくことは企業にとって決算上有利になるので、ファンドなど大手投資期間などが自己で保有している株に買いを入れる場合も多い。

 

オプション取引【おぷしょんとりひき】

あらかじめ「将来の一定の日または期間までに売買する権利」を取引する金融派生商品。
「コール」と「プット」があります。

 

織り込み済み【おりこみずみ】

株価が、好材料や悪材料の影響をすでに相場に反映されていること。
新しいニュースがでても株価に動きがでない場合に使われる言葉です。

 

親株・子株【おやかぶ・こかぶ】

親株とは、すでに発行されている株式のこと。旧株ともいいます。
子株は、新たに割り当てを行い、新たに発行された株式のこと。新株ともいいます。

 

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