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移動平均乖離率
移動平均線と現在の株価がどの程度乖離しているかを表す率のこと。単純に「乖離率」とだけ呼ばれることもある。
株価が移動平均線の価格から離れれば離れるほど乖離率は高くなる。
乖離にはプラスの乖離とマイナスの乖離があり、それぞれ乖離がきつくなればなるほど移動平均線の株価に戻ろうとする力が大きくなる。
移動平均乖離率は以下の式によって算出される。
移動平均乖離率 = (株価 − 移動平均値) ÷ 移動平均値 × 100(%)
乖離率については、これまでの相場における経験則により以下のようなことが言われている。
乖離率 |
解説 |
+10%以上 |
買われ過ぎ。天井。 |
+5%〜+10% |
買いが先行。目先に調整局面。 |
0% 近辺 |
どちららか一方方向からここを向かえた場合は転換点にも。 |
−5%〜−10% |
売りが先行。目先に調整局面。 |
−10%以上 |
売られ過ぎ。底。 |
確かにこのようになる傾向は強いが、絶対ではないので十分に注意したい。