A−E ではじまる用語集
BPS【ビー・ピー・エス】
BPSとは一株あたりの純資産額をあらわす。企業の純資産額が100億円で発行済み株式数が1万株だと仮定すると、この企業のBPSは10000000000÷10000=1000000円となる。
CAGR【シー・エー・ジー・アール】
GAGRとは成長性を図る指標のひとつで、複数年にわたる成長率を1年あたりの成長率に分解し、それを平均したもの。CAGRを日本語にすると年平均成長率というが、あまり一般で使われることはなくCAGRという場合がほとんどである。
計算式は(X+α)年の計数 ÷ X年の計数のα乗根−1=%となっている。
CPI【シー・ピー・アイ】
CPIは日本語では消費者物価指数とよばれるものである。消費者が商品を購入する際の物価の変動をあらわす指標とされている。1946年より調査が開始されており、基本的にCPIがあがると景気が良くなり、CPIが下がると景気が悪くなるといわれている。
CRB【シー・アール・ビー】 Consumer Price Index
アメリカのニューヨーク証券取引所(NYFE)で取引されている代表的な商品先物指数のひとつである。正式には「ロイター/ジェフリーズCRB指数」と呼ばれる。2005年現在、19の品目で構成されている。CBR指数は、エネルギーや貴金属、農作物を幅広く網羅しているので、世界経済の先行きを占う代表的な指標として国際的に注目をされている。
DI【ディー・アイ】 Diffusion Index
内閣府が発表している景気の動向を把握するための指数。特に小売業などの株価に大きな影響を及ぼす。景気の拡大に関係ある指標のうち、拡大しているものの比率をあらわす。全ての経済指標が拡大していれば100%、すべの経済指標が悪化していれば0%というようなかたちである。50%が景気拡大と悪化の判断の境界とされている。
EPS【イー・ピー・エス】 Earnings Per Share
EPSとは日本語で「一株あたり当期純利益」のことであり、その名の通り、一株あたりの当期純利益をあらわしたものである。企業が株式発行による増資を行ったときなどに、その企業の利益率が向上したかどうかを比較するのに特に役に立つ。
ETF【イー・ティー・エフ】 Exchange Traded Fund
ETFは日本語では上場投資信託といわれる金融商品。日経平均やTOPIXなどのインデックスに連動するように作られており、利益が出るか否かは景気の影響をモロに受ける。長期で見た場合の期待利回りは銀行の定期預金よりも良いので、投資初心者にはオススメできる金融商品である。