エクスポージャー

 

自分が持っている金融資産のうち、価格変動のリスクがあるものの割合のこと。
市場で日々、売買されている株式や債券などがこれにあたる。

 

エクスポージャー　exposure　　は英語の エクスポーズ　exprose （露出する）を語源とする言葉であり、つまりは「露出するもの」「さらすもの」という意味である。

 

エクスポージャーの度合いが高いということは、自身の金融資産が元本割れしてしまうリスクが高いという意味に近い。

 

例えば、あなたが1000万円の金融資産を所有していたとする。

 

この時、そのお金を全額、銀行の定期預金にしてたとすると、定期預金は元本保証の金融商品の代表であるので、エクスポージャーは０％である。

 

また、その全額を株式に投資していた場合、エクスポージャーは100％ということになる。

 

持っている金融資産の総額や、投資のスタンスによってエクスポージャーの割合は変わってくるし、またＭＭＦと株式投資では価格変動リスクも大きく異なるので、エクスポージャーのみをリスク管理の指標として使うべきでは無いが、投資に関わるものとしては知っておきたい概念である。

 

いざという危機に備え、エクスポージャーは50〜70％程度にしておくのが良いと管理人は思う。

 

 

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