信用取引をする場合の注意
信用取引では自分の持っているお金を証拠金として、最大でその3倍の取引ができることは信用取引とはで説明しました。
これは100万円持っていれば、300万円の取引が出来るということです。
気をつけなくてはならないことは、利益が3倍になれば、損失も3倍になるということです。
特に、株価の上昇局面で信用取引を覚えた投資家は、限度額いっぱいまでレバレッジをかける傾向にあるので注意が必要です。
株価が上昇を続けているうちは、基本的に信用取引でレバレッジを限界までかけても何の問題も起こりません。
ただし、株価の下落がはじまり、保証金の金額を下回ると、追証(おいしょう)が発生します。
追証とは保証金が下回った金額に対して、追加でお金を準備するというものです。
レバレッジをかければかけるほど追証の金額は大きくなるので、不意に株価が大きく動き、追証が発生してしまうと、その証拠金を準備できないこともままあります。
追証を準備できないと、自動的に持っている株が売られてしまいます。
信用取引をする場合は
1.毎日株価の推移を見る
2.値動きが激しい銘柄を信用取引で買わない
3.限度いっぱいまで信用取引で売買しない
という3点を守るようにしましょう。
管理人個人的には、信用取引をおこなうのは2倍までが限界だと思います。