不祥事が発覚した時
株式投資を長い間していると、しばしば企業の不祥事に出くわします。
この企業が起こす不祥事も株価を押し下げる要因のひとつです。
不祥事の種類にも実に様々なものがあり、社員が犯罪を犯したという比較的小規模なものから、農薬の混入、食中毒、伝票の偽装、会社ぐるみの決算書偽装まで・・・
不祥事の種類や内容によって株価にあたえる影響は大きく異なります。
運悪く不祥事を起こした会社の株を持っていたときは、その不祥事の内容を正確に見極め、損失覚悟で売ったほうがよいのか、しばらくほとぼりが冷めるまで株を保有し続けたほうが良いかを判断するようにしましょう。
株価がドーンと下げたからといって、すぐに売ってしまっては自分だけが損をする場合もあります。このサイトのあらゆるところで言っているような気もしますが、「株価はニュースに過敏に反応します」。
それに踊らされていては安定的な資産運用など出来るはずがありません。つねに、情報の本質をとらえるように努力してください。
ちなみに、自分が保有していない会社の株価が、不祥事によって下落した時は絶好の買いのチャンスです。不祥事の中身が分かれば、長期的に見て利益が出せるかどうかが判断できます。
詳しくはパニック投資のページに書いてありますので、興味がある方は参考にしてみてください。「ピンチはチャンス」これは株式投資にもあてはあまります。