【会社四季報】 業績見通し

 

会社の基本情報のとなりに今期の業績見通しの欄があります。
直近の企業業績についての目安となるので必ず目を通すようにしましょう。

 

業績見通し

 

該当企業について、会社四季報を発行している東洋経済の編集部が調査した内容が掲載されており、今後の流れを予測するためには非常に参考になります。

 

この欄を読むときの注意点としては、今期の業績見通しが書かれたのはあくまでも数ヶ月前であるという点にだけは気をつけておく必要があるでしょう。

 

例えば海運関係の企業の場合、バルティック海運指数という経済指標が株価に大きな影響を与えますが、会社四季報に「バルティック海運指数が過去最高の値を記録。同指標の影響により過去最高営業益確実。増配濃厚」と書いてあったとしましょう。

 

ただし、あくまでその情報は会社四季報が発行される直前の情報です、これらの状況は数ヶ月で劇的に変化することもあるので、株を購入する前に情報が今でも正しいかどうかをしっかりと調査する必要があるでしょう。

 

株式投資は通常、6ヶ月先を予想して株価が付いていると言われます。そのため、これらの業績見通しを見ながら6ヶ月1年先を見越して投資するのが大切です。

 

少なくとも、将来の見通しが立っていない企業については手を出さないようにするのが大切な判断だと思います。

 

株式投資で勝つための鉄則は「負けないこと」です。自分が将来の見通しに自身の持てないものに投資するのは愚の骨頂です。(ただし、そのような失敗から学ぶことも多いのは事実ですが・・・)

 

極力負けないような銘柄を根気良く探してください。