割高な株を買わない

 

株を買う時に注意しなくてはならないことがあります。
それは不当に割高になっている株は買わないということです。

 

必ずしも、株価と業績は一致しません。
業績が悪くても株価が高い会社もあれば、業績が良くても株価が安い会社もあります。

 

割高株には手をださない

 

また、業績が悪くても業績がそれ以上に株価が安いこともあるし、業績が良くてもそれ以上に株価が高い場合があります。

 

この中で、特に初心者が注意しなくてはならないのが、業績が良くてもそれ以上に株価が高い会社です。

 

PER(株価収益率)のところでも勉強しましたが、企業はその利益に対してどれくらいの株価になっているかを見るのが重要です。

 

景気が普通の状態であれば、東証一部上場企業の平均的なPERは20倍前後だと言われています。(2008年末の時点では東証一部銘柄の平均PERは10倍前後となっています。)

 

しかし、相場が過熱しているとPERが50倍とか70倍とか異常な数字になることがあります。
これは簡単に言えば、短期間で企業の価値が2倍とか3倍とかにならなくてはならない数字です。

 

売上や利益をを毎年2倍に出来る会社などほとんどありません。また、短期間ならできたとしても長期にわたってこのような業績をあげることは実質的に不可能です。

 

そのように株価が割高な状態はいずれ終わり、永遠と続く株価の下落が始まります。
このような株に手を出してしまった後に待っているのは、途方も無い損失だけなのです。

 

業績が良いからといって、その株を買っても儲かるとは限りません。
常に、株価が業績にあったものかどうかを意識して株を購入するようにしましょう。

 

割高な株は買わない

かつて、インターネットバブルといわれた時代には赤字企業であっても株価があがり続けるという異常な時代がありました。また、PERが50倍、70倍の会社もゴロゴロしていました。

 

この中で、驚異的な成長をあげた会社はほとんどありません。やはりバルブははじけるものなのです。

 

企業の価値を決めるものは収益力です。利益の出ていない企業になど、絶対に投資すべきではありません。

 

PERが投資の全てではありませんが、割高な会社に投資するのは避けましょう
あなたの大切な資産を守るために!