ROE(株主資本利益率)

 

ROEは株主資本を使ってどれだけの利益をあげたかを表す指標です。

ROE

株主資本とは貸借対照表の純資産の部の合計のことを言います。(わからない場合は読み飛ばしてください。詳しくは貸借対照表のページで解説しています)

 

簡単に説明すると、企業は自分たちで準備したお金

 

ROEは以下の計算式で計算されます。

 

ROE=当期純利益 ÷ 株主資本 × 100

 

ROEが高ければ高いほど、効率的に資金を使えていることになるため、ROEは高ければ良いと言うことになります。

 

急激な成長を遂げている企業はROEが50%を超えるような場合のこともあります。
しかし、そのような状態が長く続くことはありません。

 

ROEが20%の状態を長期間にわたって続けている企業は超優良企業だけです。
このような企業は既に株価が割高になっている場合があります。

 

管理人個人的にはROEが10%を上回るような企業であれば、十分に投資に値する企業だと思います。

 

各企業ごとのROE(株主資本利益率)を調べるためにはヤフーファイナンスがとても便利です。
ヤフーファイナンスでは下図のところROEが出ています。

 

ヤフーファイナンス → 企業情報 → (調べたい企業名) → 連結決算推移 

株主資本利益率 ROE

 

こちらで、ROEは確認できます。

 

ROE株主資本利益率

 

また、各証券会社の個別銘柄のページを見れば簡単に判明します。