鉱工業生産指数
鉱工業生産指数は経済産業省が毎月発表している経済指標で、日本の鉱業・製造業の企業活動の状況を表している。
企業の活動状況がダイレクトにあらわれる指標なので、景気を判断する際などに良く使われる。鉱工業生産指数の「鉱工業」とは鉱業と製造業のことを主に指しあらわしている。
鉱業とは地中に埋没されている資源(鉄・石炭・ダイヤモンド・金・レアメタル)などのことや、塩や泥・砂、大理石などの材料のことを指す。広い意味で使うときは石油やガスの採掘なども含まれる。
製造業とは自動車や飛行機などの製造から、工作用機械の製造、部品の制作をしている企業までが含まれる。
これら鉱業系や製造業系の企業は経済の根幹を支える企業なので、各種経済指標の中でも重要視される傾向にあります。やっぱり、何と言っても「ものづくり大国・日本」というわけですね。
鉱工業生産指数を見るにあたっては、毎月のブレがとても大きい指標であるということを知っておくと良いと思います。
今月の生産指数が上がったからといって、すぐに景気が良くなっていると早合点すると痛い目に合います。(実体験済み)
これまでの流れをみて移動平均から考えるのが最善だと思います。
【生産指数】
【出荷指数】
【在庫指数】
【在庫率指数】
【稼働率指数】
【生産能力指数】
【生産工業指数】
このことも理解しておくと良いでしょう。