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機械受注統計

 

機械受注統計とは、日本国内の主な機械製造会社を対象に、各産業から1ヶ月の間にどのていどの受注を受けたかを表す統計です。単に機械受注とだけ呼ばれることもあります。

 

内閣府経済社会研究所によって発表されており、実績は毎月、今後の見通しは4半期に1回(3ヶ月に1回)となっています。

 

企業が部品や製品を製造するためには、それらを製造するための機械が必ず必要です。機械受注統計からはそれらの機械設備を各業界がどの程度必要としているかを知ることができ、設備投資に対する意欲や経済の動向を知ることができると考えられています。

 

機械受注統計は船舶・電力を除く民間での機械需要をもとに計算されます。船舶・電力を除く理由としては、船舶は受注してから実際に船が完成するまでの期間が長すぎて、機械受注の中に含めてしまうと、実態とはかけ離れた数字になってしまうこと、電力の使用量は景気に大きく左右され、かつ金額が膨大なので統計の価値がなくなってしまうことがあげられます。

 

また、企業が設備投資する時は、通常かなり先の状況を見込んで設備投資することから、機械受注統計は6〜9月先の景気動向を現すと考えられています。

 

機械受注統計は代表的なマクロ経済的な指標として使われています。

 

機械受注統計の発表は毎月9日前後の午前8時50分に発表されます。証券取引所が開くちょうど10分前に公表されるので、その日1日の機械関連企業の株価に大きく影響を与えます。


自分が機械製造や半導体製造関連のの企業の株を持っているときは、特に注目したい指標だと言えますね。