消費者物価指数（ＣＰＩ）

 

消費者物価指数とは簡単に言えば物価の水準を時系列的に数値化したものです。

 

経済では物の値段は常に一定ではありません。基本的にはインフレ傾向にあるはずなので、物価は常に上昇していく方向にあります。（詳しくはコラム：世の中のお金は増え続けているへ）

 

100年以上も前ならば、家一軒を手に入れるのに1000円もあれば十分だったのに、現在では普通の家を手に入れようと思うと3000〜4000万円のお金が必要になります。

 

もっと身近なところで言えば、昔は100円で缶ジュースを手に入れることが出来たのに、最近では120円になっていることからも、物価が常に上昇し続けていることが分かるでしょう。

 

もちろん、もっと短い期間で考えれば物価は下落することもあります。
全ては需給のバランスから価格は成り立っているのです。

 

消費者物価指数の変化を見ることで、今経済がどのような状態にあるかを知ることができます。消費者物価指数の中には家賃の額からガソリンの値段、携帯電話の通話料など、実に様々なものの動向が収録されています。

 

ひとつの情報に絞ってみてみれば、その指標に関連の深い業界の動向を予想することも十分に可能でしょう。

 

日本国内の消費者物価指数の動向は総務省統計局のホームページに行けば誰でも手に入れることができます。

 

総務省統計局　消費者物価指数（ＣＰＩ）のページへ

 

確度の高い株式投資をおこなうために消費者物価指数（ＣＰＩ）を有効に活用しましょう！