バリュー投資
バリュー投資とは、会社本来の価値(企業価値)を調査し、その価値と現在の株価を比べて、その時に株価のほうが企業価値よりも安ければ、投資をするという投資手法です。
株券は会社が倒産したら紙クズになってしまうと言いますが、実際はそうではありません。
会社が倒産した場合、会社の持っている資産は、株を持っている割合に応じて分配することになっています。
会社がどのようなものをどれくらい持っているかという情報は財務諸表を見ることによってあきらかにすることが出来ます。
例えば、現金を200億持っていて、ビルや自動車などの資産を100億持っている会社があったとします。この会社の時価総額が100億円だった場合、実は倒産すると3倍になって返ってくるのです。
こんな会社の株を見つけたら、迷わず買って持っておきましょう。
次第に、市場に参加している投資家がその事実に気付き、株価が上昇していきます。
普通には考えられないことですが、株式市場ではこのようなことが往々にして存在します。
ちゃんとしたバリュー投資をするためには、財務諸表がある程度読める必要もありますし、本格的にやるのであればDCF法やデューデリジェンスといった高度な知識を覚える必要があります。
こう話すと面倒に感じるかもしれませんが、その努力が他の人との差を決定します。
誰もが株式投資で利益を出そうと必死です。最終的にその差を決定付けるのは、やはり知識量だと私は思います。
【オススメ度】 ☆☆☆☆☆
【 難易度 】 ☆☆☆