勝つときは大きく勝つ

 

 

株で勝つためには、いかに損失を少なくするかが大事であるか説明しました。


それに加えて、もうひとつ重要な事があります。それは勝ち額を大きくすることです。

 

個人投資家の傾向として、利益の確定を急ぐばかりに少し株価が上昇しただけで株を売ってしまうことがあげられます。

 

これでは株でしっかりとした利益などあげられるはずがありません。

 

管理人は株で勝つためには10回取引して5勝5敗であれば十分だと考えています。
勝つときの平均利益が10%で、負ける時の平均損失が2%であれば、差し引き8%の利益を手に入れることが出来ます。

 

株の成績はトータルでの取引で考えなくてはならないので、あまり1回の取引に固執するのは良くありません。

 

例えば、勝つときの平均利益が10%、負ける時の平均損失が2%であれば、実は10回取引して4勝6敗であっても利益を手にすることが出来るのです。

 

( 10 × 0.4 ) + ( -2 × 0.6 ) = 2.8 %

 

株で大きく勝つためには、自分が買おうとしている株の本来の価値(企業価値)を正確に判断できる必要があります。企業価値を割り出すことが出来れば、不当に安い金額で株を売ってしまうことも無くなるので、平均利回りあがっていきます。

 

どのような世界でも、しっかりとした成績をあげるためには勉強は必要ということですね。

 

損切りをきっちりし、理論株価を算定できるようになれば株式投資でのリターンはすぐそこです。頑張って勉強しましょう。