【会社四季報】 株主構成
株主の構成を見ることで、
「その企業がどこと資本的なつながりがあるか」
「会社の傾向」
を読み取ることができます。
主な株主
主な株主の欄を見ることで、その会社の特徴をつかむことが出来ます。
例えば、社長の名前が山田で株主欄に山田性ばかりの名前が掲載されていれば、その会社は山田一族の同族会社であることが分かります。同族会社は経営が順調にいっている場合は強いのですが、業界再編などの変化に弱い傾向があります。
また、外資系の株主が多い会社であれば、いったん業績が悪化すると極端に売られてしまうかもれません。外国人投資家は良くも悪くも動きが早いため、企業業績の些細な変化に敏感です。そのため、外国人投資家の保有比率が高い会社は株価の変動が大きい傾向があります。
また、他の大企業の連結子会社で会ったりする場合は、たいてい親会社が株式の過半数を保有しています。意外なところに資本関係が見えたりするので、主な株主の欄はしっかりと見るようにしましょう。
慣れてくると、株主の欄に誰がいるかを見ただけで、ある程度その会社の傾向が読み解けるようになってきます。自分なりのルールを確立していくのも面白いと思います。
株主の構成を知っておくことで、株価の変動に対しての対応が変わってくることもあります。
株を購入する際には
株主構成にもしっかりと目を通しましょう!