【会社四季報】 キャッシュフロー
財務状況の中身として最後に紹介するのがキャッシュフローです。
キャッシュフローは理解するまで少し時間が掛かるかもしれませんが、ものすごく大切な内容なので必ず理解するようにしましょう。
それでは、キャッシュフローを説明する前に1つ問題です。
企業間の取引では動くお金が大きいためか、お金の支払を即時ではおこないません。今日、モノを買ってもその支払は2ヵ月後だったり、下手をすると半年後だったりするのです。
カタチ上は売上があがっているので、利益も出ています。(このように売買成立時点で売上などを記録する方法を発生主義と言います)
しかし、手元にはお金が無い。これでは従業員の給料も払えませんし、会社の家賃も同様です。
キャッシュ(お金)は企業にとっての血と同じものであると理解しておきましょう。
キャッシュ不足で倒産してしまっては目も当てられません。