理想的なリスク分散とは
それでは理想的な分散投資とはどのような状態のことを指すのでしょうか?
これは人によって非常に大きく意見の分かれるところだと思います。
日本で暮らす日本人であることを前提に、あくまでも管理人の独断と偏見で言わせてもらうと2008年末現在では以下のようになると考えています。
【所持している資産について】
現金 40% 株式・投資信託 60%
【所持している通貨について】
円 40% ・ 米ドル 20% ・ ユーロ 20% ・ ポンド 10% ・ 中国元 10%
これはあくまでも管理人が個人的に考えている理想的なリスク分散です。人によって得意な投資対象は異なりますし、今後の経済の流れをどう読むかで上記のバランスはまったく変わってくるっと思います。
管理人が資産に対するリスク分散意ついて常に頭に思い描いていることは、
@ 日本が通貨危機におちいって円の価値が無くなった時でも最低限の生活が出来る(飛行機に乗ってしばらく海外で生活できる程度)蓄えを持つ
A 日本が円が円安傾向に流れても、資産が目減りしないようなアセットアロケーションを持つ
の2点です。
サブプライムショックによる世界同時不況が起きるまでは、もう少し現金の保有比率が少なく、株式などに占める資産の割合が多かったのですが、株価下落に対応するためには現金の保有比率をもう少し高めたほうが良いという考えに改め、資産の割合を変更しました。
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