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複利と単利の差

 

 

みなさんは複利単利という言葉を聞いたことがあるでしょうか?

 

資産を効率的に運用し、自分の資産を増やすためには「複利」と「単利」の差を理解しておくことがとても大切です。

資産運用をしていると、利回りや利子のように、何パーセントのリターンを得ているかという指標をよく利用します。

 

 

例えば、100万円10%で運用した時の複利単利の差についてみてみます。

 

100万円10%の利回りで単利で運用した場合

1年後 2年後 3年後 4年後 5年後 6年後 7年後 8年後 9年後 10年後
110 120 130 140 150 160 170 180 190 200

 

 

100万円10%の利回りで複利で運用した場合

1年後 2年後 3年後 4年後 5年後 6年後 7年後 8年後 9年後 10年後
110 121 133 146 161 177 194 214 235 259

 

 

100万円を10%の利回りで運用したとすると、複利と単利では10年で実に59万円の差が
発生
します。

 

ただし、この差は続けていけば年を追うごとに拡大していきます。

もっと長期間で比較してみると以下のようになります。

 

  10年後 15年後 20年後 25年後 30年後 35年後 40年後
単利 200 250 300 350 400 450 500
複利 259 417 672 1083 1744 2810 4525

 

10年ではわずか59万円だった差が、さらに5年経過後の15年では167万円20年後には2倍以上の372万円も差がついています。

 

40年も経つと差は4000万円以上にもなります。同じ100万円を運用していたのにこの差は驚きです。

 

この複利と単利の差のページで私が何を一番に伝えたかったかと言うと、資産運用は長期にわたって続けてこそ、価値があるということです。

福利と単利の差

 

また、資産運用をして1年で得たお金を、その度に全て使ってしまっては、結果として単利による運用しか出来ず、いつまでたってもお金が増えないということも知っておいて欲しいと思います。

 

最初の何年間かを我慢することで、長期的に見ればものすごいリターンを確保することが出来るのです。1年目や2年目は正直言って、あまり原資に対してお金が増えるという感覚はありません。

しかし、長期にわたって資産運用を続けていくことにより、1年当たりに増える金額は爆発的に加速していきます。それが複利なのです。

 

最初は少しだけの資金であっても、まめに運用を続けていけば、自分が定年になってリタイアするころにはものすごい規模の資産になっていることも十分に可能なのです。

複利と単利。年齢で違う

サラリーマンが、1億や2億の資産を築くことは決して難しいことではないのです。
20代や30代の前半に資産運用を覚えれば、早期のリタイアも決して夢物語ではありません。

 

さらに言えば、投資資金の額が大きければ大きいほど有利になるのも表を見てもらえば分かると思います。

余裕資金が大量にあるのであれば、銀行などに寝かせておかずに積極的に運用するとよいでしょう。

 

 

 

 

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