リスクをコントロールする
資産運用にリスクがともなうのは当然です。
いくら安全に運用しようとしても、世界のどこかで戦争が勃発したり、他国の経済悪化によって業績の良かった企業の株まで売られることは少なくありません。
100万円の元手が2倍や3倍の200万円や300万円になることもあれば、90万円や80万円になってしまうことや、場合によってはゼロになってしまうことがあるのが資産運用であり株式投資です。
このように書くと「やっぱり資産運用は怖い。真面目にコツコツ働いたほうが良い」という方がいらっしゃいますが、この考え方にも同様にリスクがあります。
「真面目にコツコツ働く」という場合、通常は会社に勤めて働くと思います。
それではこのあなたの勤めている会社の業績が悪化したり、会社が倒産したらどうなるでしょうか。業績が悪化した場合、日本の会社でまずおこなわれるのが賃金の引き下げです、これは株式投資でいうところの株価の下落に相当します。
また、不幸にも勤めている会社が倒産した場合、あなたは職を失うことになり、収入の道を絶たれてしまいます。
つまり、私がお伝えしたいことはただひとつ。
生きていれば常にリスクは付きまとうものである。そして、それは回避できない。
ということです。
完全に安全な場所などどこにも無いのです。
生きている限りは常にリスクをコントロールし続ける必要があるのです。
逆に言えば、リスクをうまくコントロール出来るようになることが、幸せに生きていくために必須の能力であるとも言えるでしょう。
株式投資は会社に勤めるのと違って、全てのリスクを自分の意思でコントロールすることができます。(企業の方向性を決定できるのは経営者と一部の幹部のみです)
その意味で株式投資で得られるリターンはあなたの意思に直結しています。
リスクを適切にコントロールし、堅実なリターンを目指しましょう。
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