目先の利益を追わない

 

株に夢中

 

いざ何か株を買うと、これまでは全然気にならなかった日々の株価の変動が急に気になるようになってきます。

 

少しでも株価が下がると不安になるし、かといって、少しでも含み益が出ると利益を確定したい衝動に買われる。本当に不思議です。

 

株式投資でしっかりとした成果をあげるためには、この誘惑に勝たなくていけません。利益が少しでも出ると売りたくなってしまう人は、その思いを押さえ込むことが出来るように意思を強く持つことが大切です。

 

そのためにはしっかりとした、企業価値の算定と将来的な業績に対しての見積りがきっちりと出来るようになる必要があります。

 

本来、500円の株価が付くはずの株が200円から220円になったからといって、いちいち売っていてはしっかりとしたリターンを得られるはずがありません。

 

企業価値の算定をするためにはバリュエーションの知識が必須です。

 

街中で見かけた店舗にお客さんが連日入っているといっても、それが即、業績が良いことにつながるわけではありません。

 

耐え抜け!株

 

仮に業績が良いとしても、株価には本来の価値以上に株が買われている、割高な状態が往々にして存在します。

 

つまり、いくら業績が良くても、それ以上に人気のある株で利益を出すことは非常に難しいのです。

 

会社の持つ本来の価値と、市場での評価がかけ離れている銘柄を狙い、目先の利益を追わず、会社の持つ本質的価値に目を向け、業界動向をしっかりと捉えたうえで十分な利益を得るようにしましょう。