投資は自己責任である

 

株式投資は自己責任

株式投資を始める上で、絶対に意識しておかなくてはならないことがあります。

 

それは「投資は自己責任である」ということです。株で負った損失に対しては誰も面倒を見てくれません。

 

いくら世間で優良と言われている企業であっても、その企業の業績が悪化し、倒産してしまうという可能性は誰も否定できないのです。

 

銀行預金にはペイオフという制度があり、例え自分がお金を預けている銀行が倒産しても、預金残高が1000万円までであれば信用保証協会という組合が全額を補償してくれることになっています。(1000万円以上のお金を1つの銀行に預けている方は十分に注意しましょう)

 

しかし、株式投資は1円の損失であっても誰もその損失を補償してはくれないのです。

 

会社の株を買うときには、「自分はこの会社と運命共同体である」と思うくらいの意気込みで投資をするくらいで十分です。

 

私は株式投資初心者向けに書かれたが、「まずは自分が知っている会社や応援したい会社の株を買ってみよう!」と必ずと言って良いほど書かれていることに疑問を覚えます。

 

大抵の場合、素人の自分が知っているほどの有名な会社の株は投資するのに適していないケースがほとんどです。

 

それは、もう十分に成長しきってしまっていて、これ以上の大きな成長が望めないことが多いのが原因なのですが、初心者向けの投資本を信じたばっかりに損失を被ってしまう人が多いのには何だか納得いかないのです。

 

株で利益をあげたいと思うなら、まず一番最初にやらなくてはいけないことは勉強です。もちろん、実践から学ぶこともとても多いのですが、最低限の投資用語もしらずに株を始めるのは自殺行為と言っても良いでしょう。

自己責任

 

繰返しになりますが、投資は自己責任です。
安易な気持ちで投資をするのだけは絶対に止めましょう!