【会社四季報】 役員・連結会社

 

 

会社四季報の「役員・連結会社」の欄はあまり見る人がいないのですが、思いのほか重要な欄です。その理由についてご説明していきましょう。

役員・連結会社

【役員】

 

まず、役員についてですが、会社の舵取りをする経営層にあたるのがこの役員です。
つまり、役員の意思決定がそのまま企業の業績に表れてくるとも言えます。

 

実際、役員が変わったばっかりに業績が悪化し、経営状態が激変する企業すらあります。良くあるパターンとしては、世間一般にも有名なカリスマ経営者が、経営の第一線から退き会長職などに納まった後に業績が悪化するパターンです。

 

企業の持つビジネスモデルが秀逸で、誰が経営してもそれなりに良い業績があげられるような企業体質が築き上げられている企業なら別ですが、通常の企業では役員の能力がそのまま経営成績に現れます

 

役員欄には、他の企業のカリスマ経営者(代表取締役)が役員の中に名を連ねていたり、1人が複数の企業の代表をしていたりと、株主欄のように何らかのつながりがあることが多く、ここから見えてくる企業の構造も多いのが特徴です。

 

実際に投資する前に経営者はしっかりとチェックするようにしましょう。

 

 

【連結会社】

 

役員の欄以上に重要なのが、この連結会社です。

 

連結会社とは、その企業の収益に含まれる関連会社のことですが、どの会社の収益が自社の経営成績に含まれるかを正確に把握しておかないと、決算時に思わぬ誤算をも生みかねません。

 

連結子会社が分かっていれば、自分が投資を検討している会社の業績を占う際に、子会社のホームページなどからも情報を収集することが可能になり、投資判断をするにあたっての情報がより幅広いところから収集可能になります。

 

この「株ではじめる資産運用」のサイト内でも繰返しお伝えしていますが、投資情報はどれだけ集めても集めすぎということがありません。

 

情報の収集先を増やす意味でも、この連結会社の欄はしっかりと確認するようにしてください。場合によっては連結会社も上場しているケースがあるため、そのような場合は連結会社の四季報ページも見たほうが良いでしょう。