DCFとデューディリジェンス

 

DCF法(ディスカウントキャッシュフロー法)

 

ディスカウントキャッシュフロー法(通称:DFC法)というのは、収益資産(株や不動産のように投資的な性質をもつものの総称)の価値を評価する方法の1つです。って、書いても絶対にみなさんはピンと来てないはず。私も初心者の頃は「???」と頭にはてなマークが浮かびまくりだったので、その気持ちは良く分かります。会計的な立場から説明すると専門的過ぎて理解に苦しむと思うのですが、簡単に言ってしまえば、株を持ち続けた時に、その株が生み出す将来のキャッシュフローをもとに、現在の株価を割り出すという手法です。例えば、今後10年にわたって、毎年10%ずつの成長をし続けると期待されている会社があるとしましょう。(もちろん、将来の事など神様以外の誰にも分かりませんから、DCF法で株価を算定する際には、この将来のキャッシュフロー予測というのがキモになります)この場合、この会社は今後の成功が約束されているのですから、現在の売り上げや利益が小さくても、株価は期待値込みで現在の実態より過大に評価されるはずです。;

 

 

デューディリジェンス

 

業界の人は「デューデリ」と読んだり、文章中では「DO」と略されたりしますが、デューデリジェンスというのはM&Aの時などに、不動産や企業などの価値を適正に算定することを言います。株式投資の中でだと、拡大中の企業が、他社を金銭的買収によって取り込んでいく過程でデューデリジェンスが行われ、買収価格が決定されます。デューデリジェンスもDCF法と同様に、「何に価値を置くか」で相当の金額差が出てきます。例えば、ある人がA社をデューデリした際に、会社の時価総額が25億円と算定しても、別の人がデューデリした結果は5億円の価値しかないという結果がでることも多々あります。(その企業が取り組む事業内容に将来性があるか否か、持っている資産の価値が高いか低いかなど個人の解釈に相当に左右される)もしあなたが株を保有している会社がM&Aなどを画策している場合、そのデューデリジェンスの結果などに注目してみると、より株式投資が面白く感じられるかもしれませんね。