日本は借金の王様

 

日本は借金の王様年収500万円の普通の会社員がを借金4000万円もあるのに大豪邸に住み、車は高級外車の2台保有。飛行機はファーストクラスに乗り、ホテルは当然一流ホテルのスイートルーム

 

足りないお金はさらに借金をして賄う。

 

あなたはこんな人をどう思いますか?

 

「頭悪い」だとか「信じられない」とか「自分なら絶対そんなことしない」と思うでしょう。
間違っても、これを賞賛する人はいないはずです。

 

では、これが日本の今の姿だと言ったらどう思うでしょうか?

 

「日本は借金が1000兆円以上ある国だ」 そう言われても私たちにはいまいちピンときません。


国家予算が約80兆円だとか、国債の発行額が800兆円を超えたと言われても、やはりあまり良く分かりません。


しかし、この国の実情を私たちの実生活におきかえてみると、逆にこれほど簡単に理解できるものもありません

 

冒頭でも少し紹介しましたが、日本の財政状況を一般家庭に置き換えてみると以下のようになります。(今回は平成19年度の財政データを使いました。計算を分かり易くするために四捨五入して計算してあります。)

 

国家の債務状況を年収500万円の一般サラリーマンに例えると以下のような状況なのです。

 

年収:500万円
支出:1437万円
借金残高:4375万円
(年に2%の金利がかかる)

 

つまり、年収が500万円しかなく4375万円の借金がある人が、1年間に1437万円のお金を使い、足りない分はすべて新たに借金をしてまかなう生活。これが日本の姿なのです。

 

 

本当であれば、借金の4375万円に国債の金利負担額である2%のにあたる88万円が発生するので、借金の額を減らしていくためには

 

500万円 - 88万円 = 412 万円

 

ということで、1年当たり412万円以下で生活していかなくてはなりません

 

しかし、日本と言う国はそのようなことをせず、問題を先送りするばかりで、支出の額を一向に減らそうとしていないのです。

 

日本は借金の王様

その結果、国の借金である国債の発行額は増加の一途をたどり、現在では天文学的な金額まで到達しています。(1400兆円ぐらいと考えられています)

 

 

現在の支出額が1437万円ですから、本来の出費とすべき412万円でその支出額を割ってみると、どれだけ国がお金を使いすぎかが見えてきます。

 

 

1437 ÷ 412 = 3.4 倍

 

つまり、国は本来使えるお金よりも3.4倍も贅沢しているのです。

 

国が抱える借金をしっかりと返済するためには、少なくとも支出を三分の一以下に抑える必要があるのです。

 

しかも、これは金利負担分だけを考えた場合なので、実際に借金の元本を返していくためにはもっともっと支出を削減する必要があるのです。

 

 

国は今、財源不足に頭を悩ませています
すべての問題を先送りにし続けてきた結果がこれです。自業自得としか言いようがありません。もちろん、増税に反対するだけの政治家にしか票を入れなかった国民にも原因はあります。

 

政治家を批判するだけでは何も始まりません。しかし、問題の中身を国民に話さない政治家は自身の仕事をしていないように感じます。

 

基本的に彼らは自分の任期中のことしか考えていません。国民の暮らしなど二の次です。
結局のところ、政治家・国民共に原因があるのでしょう。

 

借金時計ウェブ上には「日本国全体の債務を刻々と計算し続けるサイト」が多数あります。これは国民1人あたりに対して国が持つ借金を表示したものです。借金には利子をつけて返さなければならないので、刻々と借金の額が増え続けています。

 

つまり、国民1人がこれだけの税金を負担すれば国の借金がチャラになるという計算です。日本の財政はここまで悪化しているのです。

 

日本が破綻しまっては円が通用しなくなってしまうので元も子もありませんが、通常、債務超過に至っても、国家はそう簡単には破綻せず、様々な対策(大増税や財産没収etc)で状況を改善しようとします。特に、日本のような金融的に巨大な国はなおさらです。(破綻してしまうとリーマンショックとは比較にならないくらい世界に影響がある)

株式はこのような状況(政府による増税・財産没収)の中で、かなり強い資産の1つだと言われています。理由は政治家をはじめとした資本家が、自身の資産を株式の形で保有しており、資産没収の対象になりにくいからです。

いざという時に備えて、資産を株式に換えておくのは有効な手段と言えるでしょう。
ちなみに、日本国内の株を買うためには証券会社に口座が絶対に必要です。
口座は無料で開設でき、維持手数料もかかりません。銀行と同じです。

今はネットから簡単に開設申し込みが出来るので、万が一の場合に備えて、資産を分散するために1つ口座を準備しておくと良いでしょう。

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