ジム・クレイマー
ジム・クレイマーはアメリカのフィラデルフィアに生まれ、ハーバード大学に進学。学生時代は「ハーバードクリムゾン」の編集責任者を務めた。
1977年に大学を卒業し、地方新聞社の記者としてキャリアを積む。その後、ハーバード法科大学院に入学し、1984年に卒業。ゴールドマンサックスに入社し、トレーダーとしてのキャリアを開始する。
1987年に独立し、ヘッジファンドCramer Berkowitzを設立。その後、13年間にわたって利益を出し続け、平均利回りは24%といわれている。
2001年のアメリカITバブル崩壊後には市場平均のS&P500が-11%であったにも関わらず、36%ものリターンをあげることに成功している。
その後、クレイマーはパートナーのジェフにヘッジファンドを託し、ウォール街から一線を引く。
ただし、ヘッジファンドを退いた後に彼が推奨した銘柄を購入してもマイナスリターンしか得られないことなどをウォールストリート・ジャーナルに記事にされるなど、近年の投資の実力には疑問も投げかけられている。