ウォーレン・バフェット
バフェットはアメリカの著名な投資家で、株式投資をしている人ならば知らない人はいないと言われるほどの人物です。
アメリカの長者番付(実質的に世界での長者番付と考えても良い)で毎年ベスト10に入り続けています。ビル・ゲイツに次いで2位になることが多かったのですが、2007年度には初めて1位になりました。
バフェットのすごいところは、このように世界的な資産家でありながら、大した贅沢もせず、世の中の貧しい人に向けて多額の寄付をおこなっているというところです。
なんと、2006年の6月には自身の資産の85%にあたる約374億ドル(日本円にして3.7兆円 1ドル=100円で計算)を慈善団体に寄付すると発表しました。
投資の技術もさることながら、その生きる姿勢は神様のようです。
また、寄付の金額についても、日本がサブプライムローンに対しておこなった、公的資金の注入額が実質2兆円なので(27兆円の景気対策として報道されていましたが、あれは経済効果のことを言っていて、実質的に注入されたのは2兆円程度です)、その規模には驚かされるばかりです。
バフェットは株式投資を11歳のときにはじめたそうです。
私は、彼のすごいところは投資戦略や知識もさることながら、非常に商売の才能もあったというところです。