欧州中央銀行
欧州中央銀行はドイツのフランクフルトに本店を構える、ヨーロッパ・ユーロ圏16カ国の金融政策をおこなう中央銀行です。1998年に設立され、英語ではEuropean Central Bank と呼ばれ、単に ECB と省略されて呼ばれることも多くあります。
現在は初代総裁のウィム・ドイセンベルグに代わって、ジャン=クロード・トリシェが2代目の総裁を務めている。
動かす資金の量の多さなどから世界経済に与える影響力が非常に大きく、世界の中央銀行の中でも重要な位置づけをされています。
欧州中央銀行の役割はユーロ圏における物価の安定であり、そのためにインフレーション率を低く抑えるような政策を取っています。