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住宅価格指数

 

住宅価格指数とは住宅価格のデータをもとに、その価格の変化の推移を指数化して表したものです。

 

住宅価格指数には国内外や住宅の種類によって数多くの指数があるので、その代表的なものを紹介しておきます。

 

 

【S&P ケース・シラー住宅価格指数】

 

S&P ケース・シラー住宅価格指数とは、アメリカの都市部の住宅価格の推移を指数化した指標です。アメリカの住宅価格の変化を表す代表的な指標として広く使われています。

 

アメリカの金融情報提供会社であるS&Pが住宅調査会社であるケース・シラー社のデータに基づいて計算し、発表しているのでこの名前が付いています。

 

S&P ケース・シラー住宅価格指数は主要10都市のデータを集めたものと、より広い範囲の主要20都市のデータを集めたものがあります。

 

主に都市部の住宅価格の変動を知ることが出来る指標で、2008年度のサブプライムローン問題が発覚した以降は、下落の一途をたどっています。

 

今回の不況は住宅価格の下落からはじまっているので、景気が盛り返すためには、まずこのS&P ケース・シラー住宅価格指数が下げ止まるのが先だと考えられています。

 

 

【リクルート住宅価格指数】

 

株式会社リクルートが毎月発表している日本国内の住宅価格指数の指標で、おもに首都圏エリア(東京・神奈川・埼玉・千葉)の情報が掲載されている。

 

調査方法は、リクルート社が発行している住宅情報誌「住宅情報タウンズ」「住宅情報ナビ」の登録情報うち、成約等の理由により登録を抹消した物件の価格情報をもとに算出されている。
(なお、築1年以内の物件の成約データは除かれている)

 

分析は統計的手法であるヘドニック・アプローチを用い、個別物件による属性の隔たりを品質調整(排除)したうえで、時系列的な変化を抽出し、数値化されている。

 

首都圏中心の住宅価格指標ではあるが、国内全体の不動産売買の市況を確かめるのにはとても役に立つ指標である。