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雇用統計

 

雇用統計とはその名の通り「雇用」に関する情報を集めた統計です。

 

企業が製品をつくったり、サービスを提供するためには、従業員が必ず必要です。

 

雇用統計は失業率、非農業就業者数、製造業就業者数、小売業就業者数で構成されています。このうち、失業率と非農業従業者数が特に重要な指標だと考えられています。

 

少し考えればあたり前のことなのですが、景気が良い時は製品が良く売れるし、より多くのサービスが必要になるので、たくさんの従業員が必要です。

 

そのため、どの企業も従業員を増やして一生懸命事業をします。その結果、失業率は下がり、就業者数が増すという訳です。

 

農業就業者人口は景気の変化にあまり影響を受けません。なぜならば人間は景気が良くても悪くても食べ物を必要とするからです。

 

雇用統計は国や地域別に発表されるのが普通です。国ごとの失業率や就業者数の推移を比較すれば、どの国の経済がうまくいっていて(景気が良くて)、どの国の経済が上手くいっていないか(景気が悪いか)を簡単に判断することができます。

 

株価は景気の影響を非常に強く受けます。仮に業績が右肩上がりの企業があるとしても、その時に景気が悪くなり続けていれば、極端な場合、株価が下がり続けることもあるほどです。

 

もしそのような場合に自分が直面したら、投資するタイミングを遅らせるなどの処置を取ることもできます。

 

景気の動向を占う指標として、雇用統計を有効に活用しましょう。