第6回 ファンドマネージャーの成績表

 

ファンドマネージャーの成績表多くの個人投資家の資金を運用するプロのトレーダーの運用利回りはどれくらいなのでしょうか?

 

プロと聞くと何だかすごそうな気がしますね。


最低でも年あたり50%くらいの利回りを出している気がします。(実際、私も本格的に株を始める前はそう思っていました)

 

しかし、その実情は全然違います、プロのトレーダーのうち半分程度市場の成長率にすら勝つことが出来ていないという

 

また、トレーダーの中で飛びぬけた成績を残した人でさえ年間の利回りが10%程度だといわれています。

 

私も金融について学ぶ前には世界のトップトレーダーは200%300%もの利回りを出していると思っていました。しかし、投資の世界で1流といわれるトレーダーであっても、利回りは実は10%程度なのです。

 

これは一年の初めに100万円の投資をしていたら、年の終わりに110万円のお金を受け取ることができているということです。

 

市場の平均成長率は7%ですから、市場平均のたった+3%程度の成績しか出せていないのです。

 

私はこの事実を最初に知ったとき、私は衝撃でした。

 

ただし、彼らは運用する額が私たち個人とは桁外れに異なります。ファンドの規模によって異なりますが、時には100~500億円を超す規模のファンドを運用しているとレーダーもいます。

 

これほどの資金量になってしまうと、自分が買い注文を入れただけで株価が上昇してしまうのと同時に、売り注文を入れると株価が下がってしまうこともままあります。(もちろんすべてを単一の銘柄に投資しているわけではありませんが、市場にあたえる影響力は私たち個人投資家の比較になりません)

 

そう考えると年間10%という数字は驚異的な数字なのかもしれませんね。

 

幸か不幸か私たち個人投資家は市場に影響などあたえることができませんから(数百万円~数千万円では市場はびくともしません)好きな時に好きな銘柄を購入することができます。

 

それ以外にも、私たち個人投資家には大きなメリットがあります。
それは「常に株を持っていなくても良い」「取引をお休みできる」ということです。

 

プロのトレーダーはその職業上、常に株の取引を続けなくてなりません。
このような条件だと、相場が下落し続けている局面では損失が拡大し続けることになります。

 

その点、私たちは相場が落ち着くまで市場から離れることができます。
これは個人投資家の大きなメリットです。

 

その結果、プロのファンドマネージャーに勝つ運用成績をあげている個人投資家が非常にたくさんいるのです。

 

私が考えるには個人投資家のほうがプロのトレーダーよりも圧倒的に有利な条件で取引をしていると思います。というのは株を常時持ち続けなくても良いことと毎年必ず利益を出し続けなくても良い(個人投資家は通算で勝てていれば良いので。プロはお客から毎年結果を求められる)というのは株式投資にとって非常に大きなメリットだからです。

 

なにはともあれ、このメリットを最大限活用してプロのファンドマネージャーに勝てる利回りを確保したいものですね。